パブには繁盛店の本質がある
英国には大都市から田舎まで、どこに行っても創業から地域社会に溶け込んで長く営まれ続けているパブがあります。
ビールやウィスキー、ワインなどお酒を飲めるのはパブだけではなく、もちろんレストランでも飲めます。
それなのに、なぜ現地の人はパブに通い続けるのでしょうか?
現地の人に、こう聞いてみたことがあります。
「パブがなくなったら、どうなるのですか?」
「基本的には、パブがなくてもお酒は飲める。ただ、パブがなくなったら間違いなく犯罪が増えるはずだ」
その答えに、英国パブ文化の本質を垣間見た気がしました。
パブの語源は、「Public House」(パブリックハウス)。
それは、英国では「Private House」(プライベートハウス)に対する「みんなの家」という意味合いがあります。
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