厚切りジェイソンさんが日本社会の特徴を喝破

 人生は、まさに海図のない航海――。

  お笑い芸人の厚切りジェイソンさんは、ツイッターで悩み相談をやっています。そのフォロワー数は、優に30万近く。

 そこでの質問では、「やりたいことがわからない」というものが多いといいます。

  ジェイソンさんは昨年10月1日、こう悩み相談に答えています。

 「幼稚園→周りと合わせろ 小学校→周りと合わせろ 中学校→周りと合わせろ 高校→周りと合わせろ 大学→周りと合わせろ 会社→周りと合わせろ  パターンパターン!見えてきたよ! 『やりたいことが分からない』とよく相談受ける理由。自分で考える機会が今までなかったから」 

 日本社会の特徴を、よくつかんでいます。

  やはり、やりたいことは自分で考えて見つけ出していくしかありません。

 ただ、人は群れるのが好き――。 

 なにかと群れていると、とりあえず思考停止になっていても「自分だけではない」という安心感があるからです。 

 傍から見ていると、ひたすら「群盲」にしか見えないヌエのような集団も少なくありません。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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