他人の不祥事で夢を絶たれた慶大ミスコン参加者

 慶大の「ミス慶応」を運営していた「慶應義塾広告学研究会」は10月4日、開催予定だった「ミス慶應コンテスト2016」を中止すると発表。

 理由は、同会が起こした不祥事への大学からの処分を受けたこと。懇親会のため滞在していた宿泊先で複数の未成年が飲酒したほか、それを強要するなどの行為があったから。

 ミスコンオファイナリストは、まだコンテストも開催されていないのに夢を絶たれました。その無念は、想像できます。

 ところで、美人とは?

 ミスコンのグランプリ獲得者を見ていると、こう思うことも少なくありません。

「まさか、この人がグランプリなの?」  

 なかには、どう見ても「美人」とは思えないような優勝者もいます。 

 よくよく考えてみるとミスコンは業者や組織が主催するイベントであり、審査員は万人受けのする「美人」を優勝者として選んでいるところも見受けられます。 

 残念ながら今回、慶大のファイナリストは夢を絶たれてしまいました。ただ、不平不満を口にする前に、とりあえず人生を楽しむという前向きな姿勢を早く身に着けることが大事ではないでしょうか?

  ミスコンなんて、たんなる人生の通過点に過ぎません。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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