スポーツは不要不急か


 2019年のラグビーワールドカップ日本大会から1年余り経ちますが、コロナ禍の長引きでスタジアムの熱狂を遠くに感じてしまいます。

 当時、メンバーの半数が海外の国籍、出身という日本代表の快進撃に、日本人も外国人も観客席で肩を寄せ合っています。

 その多様性を受容する一体感が、熱を充満させています。

 しかし、コロナ禍の影響で風景は一変しています。

 国内最高峰のトップリーグ(TL)は昨季、中止になり、日本代表の活動も止まっています。

 感染状況が一時落ち着いたことで、今冬には高校生の公式戦が再開しています。しかし、再び感染が急拡大し、1月16日に予定されたTLの今季開幕が延期となっています。

 これからも生きていくには命を守ること、経済を止めてしまわないことが大事でしょう。

 その点、スポーツはどうでしょう。

 今こそ、スポーツは必要かという問いに向き合い、新たな熱狂が訪れる日を待ちたいものです。

 ただ、捉え方は人によって異なるでしょう。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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