ブスになるのは簡単だが、美人になるにはコツが要る

 女性の美しさとは?! 

 銀座で33年間、オーナーママを務める「クラブ由美」の伊藤由美さん。

  伊藤さんは、最初に仕えたママが1日も休まない主義だったので、自分も「休まない」という信念を貫き通しているといいます。いつ何時、だれが来店するかわからないから、お店を休まない主義を貫いているのです。

  新聞のインタビューに、こう答えています。

「休んでいては始まらないのです。そして休めないことが前提とされ、自己管理能力が高められると思うんです。そうした自身の基軸のようなものがないと、人は易きに流れてしまいますから。

  あとは、当たり前のことですが約束と時間は必ず守ること。それが信用につながります。どんな小さな約束でも守らねばなりません。自分が約束を守らなければ、結局、破られるほうになってしまいます」 

 女性の美しさについは、こう語っています。

「(商売で大事なのは)やはり美ですね。そして、清潔感と明るさも大切な要素です。つまり、性格が暗く清潔感がないという子は好かれないのです。最初はよくても、2、3回で飽きられるか、だらしなさが見透かされます」

 つまり、人としての魅力は笑顔や楽しい会話により現れまるということでしょう。

「最初は気が利かない子も、気遣いのポイントを指導して、相手の気持ちを考えられるように教えます。相手を思いやれない。そうした優しさのない女性にはこの仕事は務まらないと思いますから。

 また、言葉使いが悪い子は、どんな美人でも好感をもたれません。逆をいえば、美人でなくとも美しい言葉と奇麗な文字は、育ちの良さを印象付けます」

  心の貧しさ、本性は 、ちょっとした所作で顕わになってしまうから、うわべの姿だけでは通用しないということ。

  つまり、女性が美しくなるには、日ごろから品性と品格を磨くことが大事だということでしょう。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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