ブスにグレているヒマなどない

 人生が、独りよがりの願望だけで立てられた計画通りにいくことはほとんどありません。まして劣等感や嫉妬心にとらわれていると、その実現性はますます遠退いていきます。 

 それで、いつまでも劣等感や嫉妬心にとらわれていると、やはりリアルで充実した人生なんて送れるはずもないのです。

  親の遺産や美貌など人生でのアドバンスなど端から持ち合わせていない中途半端な美人やイケメンは、夢や目標を定めたらブレたり、グレたりしてはいけません。

  言い換えるなら、中途半端なブスやブ男は自分の言葉で決めた夢や目標に向かってブレたり、グレたりしないで歩んでいくことが大切だということです。 

 タレントの伊集院光さんはラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」(13年10月28日放送)で、父親が姉に言った「名言」について語っていました。

「ウチの親父は、僕のお姉ちゃん。僕に似たブスなお姉ちゃんに、『ブスにグレているヒマはないんだぞ』って。正確に言うと、『お前には外見に資本を与えてやることが出来なかったから、そういう人は、お前の友達の〇〇ちゃんと違って、まっすぐ最短距離を歩いていくしかないぞ』って言う話をしてました」

 そうなのです。端からアドバンスなどない中途半端なブスやブ男は、グレてるヒマなんてないのです。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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