コロナ禍の蔓延


 中国・武漢市で原因不明のウイルス性肺炎が発生したと日本で初めて報じられたのは、昨年のちょうど今ごろです。

 当初は「対岸の小さな火事」と思われていましたが、瞬く間に世界を舐め尽くす大火事となっています。

 新型コロナウイルス感染症の死者は全世界で170万人を超え、日々増え続けています。 

 国内でも新規感染者が急増し、死者も増え始めています。英国で広がったウイルスの変異種も、すでに日本国内でも確認されています。

 100年ほど前に流行し、5000万人が死亡したというスペイン風邪以来、グローバル社会になって初めて体験する深刻なパンデミック(世界的大流行)が拡大を続けています。

 ワクチンの供給が一部で始まっていますが、日本を含めて広く行き渡るには時間がかかります。まだ有効性や副作用について不明確な部分もあり、過剰な期待は禁物です。

 当面は、パンデミックが続く前提で「生命と暮らしを守る」ために万策を尽くすしかありません。

 それが、次なる感染症流行に備えた対策の土台ともなります。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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