中高年は人生のある時期で気持ちの切り替えが必用


 高齢者は、下り坂を迎えた人生で体力や気力、記憶力が日ごとに衰えていきます。もちろん、現役世代と言っても収入や組織内の立場など全ての面でピークを過ぎ、日々衰えを実感しながら生きている人も同様でしょう。

 過去の自分にとらわれがちな中高年にとって、人生の〝ピーク後〟をどう生きるかは重要な問題です。

 誰でも、それなりに自分の人生で大なり小なり〝一発の頂点〟を経験しているはずです。その全盛期と現在とのギャップに苦しみ、ときに道を誤ることもあるでしょう。

 同じことは、業績が好調な時期の経営パターンを転換できない企業や少子高齢化に向かう社会にも通じるでしょう。

 そんな現状に、悲哀を感じている中高年は少なくないはずです。

 そうした人に共通して言えることは、どこかで現役としての〝終わり〟を飲み込み、自分を〝諦める作業〟も必要でしょう。

 そして自分は「こう、ここまでしかできないな」と選択肢を潰していき、新しいジャンルを見つけて〝活躍〟していくという気持ちの切り替えが大事でしょう。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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