謙虚に学び続ける


 米国のラビで、教育課のマーヴィン・トケイヤーさんは滞日生活が長く、日本通としても知られています。

 ラビとは、ユダヤ教においての宗教的指導者であり、学者でもあるような存在です。

 同氏の著書「ユダヤ処世術」に、古代ユダヤの学校のことが紹介されています。

 それによると、古代ユダヤの学校では1年生を「賢者」と呼んだそうです。2年目には「哲学者」、最終学年の3年生で「学生」と呼ばれたといいます。 

 賢さを讃えられても、本当に尊敬されるにはその先が大切です。この呼び名には謙虚に学び続けることを知らなければならないという戒めが込められていたのです。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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