来年の正月は1月11日まで休み?


 先日、政府の新型コロナウイルス分科会が年末年始の感染対策をまとめています。

 それによると、来年の正月は「1月11日まで休んでは」と提言しています。7日までの松の内どころか、鏡開きの日までとは思い切った提言です。

 来年のカレンダーを見ると、多くの企業などが仕事始めとする4日が月曜日となっています。三が日に人出が集中しやすく、休暇期間を延ばすことで帰省や初詣の人出を分散し、感染リスクを下げる狙いのようです。

 確かに、感染しやすい乾燥の時期でもあります。

 ところで、正月の期間は歴史的にどんどん短くなっています。江戸以前は、20日までが普通でした。それが江戸期に、7日までの松の内が定着したとされています。

 そして現在、正月気分といえばせいぜい三が日までです。

 新型コロナウイルス分科会の低減で実際に休めるかどうかはともかく、コロナ禍に悩まされてきた疲れをいつもよりも長い休みがいやしてくれるのならいいことでしょう。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000