柿の種が宇宙へ行く

 

 国民的な菓子「亀田の柿の種」は、国内の米菓売り上げトップを誇っています。 今年はコロナ禍での巣ごもり、家飲み需要で前年を上回る売れ行きだったそうです。

 亀田製菓が1年間に生産する「柿の種」を縦に並べると、地球から月まで軽く往復できるといいます。

 その「亀田の柿の種」は、本当に宇宙へ行くかもしれません。「宇宙日本食」に応募し、3年がかりで認証を得たのです。

 レシピは既存商品と同じですが、完成品から割れや欠けのないものを選び、無重力下でも散らばらないよう特製容器に収めたといいます。

 開発担当者は、こう言っています。

「カリカリした食感は、ストレス解消にもなります。宇宙でも、楽しんでもらいたいものです」

 実際、宇宙ではなぜか味の濃い食事や辛いものが欲しくなるといいます。ピリッと辛い柿の種は、そんな飛行士たちの好みにも合うでしょう。

来月には、野口聡一さんが国際宇宙ステーションへ赴く予定となっています。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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