昆虫食は食文化の一つ


 昆虫食が今、注目されています。

 国連食糧農業機関(FAO)は2013年、食料不足対策として昆虫を食用にしたり、家畜の飼料として生かしたりすることを推奨する報告書を公表しています。

 日本では実際、コオロギ煎餅も売られています。関連本や雑誌も、次々と出版されています。

 昆虫食を〝ゲテモノ食い〟として好奇の目で見る人もいるでしょうが、それは伝統的な食文化の一つでアジアだけでなく欧州やアフリカなど世界の各地に今も残っています。

 太古の昔、人類は特別な道具や設備のいらない昆虫食で生きていました。

 哲学者のアリストテレスは、セミ食が好きだったという記録も残っています。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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