コロナ禍で気づかなかった生き物の活動が目に入る


 中国の思想家、孔子に言わせると、人は50歳で天命を知るといいます。  

 ある男性は50歳になった7月、自宅マンションのベランダで大きな悲鳴を2度も上げてしまいました。  

 原因は、少年時代から大の苦手にしているクモがベランダにいたからです。  

 クモは、その風体と素早い動きが人に恐怖を与えます。  

 男性は自宅マンションのベランダに出るため外にあったスリッパを履こうとしたとき、中から小さいクモがコロリと飛び出してきたのです。  

 その瞬間、悲鳴を上げ、尻もちをつきました。  

 さらに、その日、マンション1階の入り口付近で、人の手ぐらいもある大きなサイズのクモに遭遇してしまいました。  

 この際も、悲鳴を上げて仰け反りました。  

 幼いころ、両親からこう諭されたといいます。

 「クモは害虫を食べて、家を守ってくれている。クモの方がお前を怖がってる」  

 コロナ禍で人の動きが減った分、クモに限ら色々な生き物の活動が目に入ってきます。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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