コロナ禍でキャンパスに通えない大学生


 大学もコロナ禍でキャンパスに通えない状況が続き、多くの大学生が悲鳴を上げています。受ける講義の大半はオンライン授業で、新入生の多くは友だちも作れないまま孤立しています。  

 ネット上では学生たちの対面授業を求める声が上がっていますが、多くの大学は感染者やクラスターの発生を恐れて再開できずにいます。  

 オンライン授業については、こんな声が多く上がっています。 

「先生からのフィードバックがなく、不安です」  

 ある新入女子大生は入学試験の後、一度もキャンパスに入っていないといいます。  

 毎日、自宅で録画されたオンライン講義の動画を見て、小テストやリポートの課題をこなしています。だから、1日10時間もパソコンに向き合う日もあります。  

 SNSを通じて高校時代から憧れていたスポーツ系サークルに入りましたが、部員同士の対面の活動はなく、体の動かし方を確認するための簡単なツイートをスマホでやりとりするだけだといいます。 

「大学生の日常だけが破壊されている気がします」  

 街で学校に通っている高校生を見ると、羨ましくなるといいます。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000