東京五輪の延期決定と志村けんの新型コロナウイルス感染

 安倍晋三首相は昨日夜、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話で会談し、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて今年7月24日に開幕予定だった東京五輪を1年程度延期することで一致しました。  

 その後に開かれたIOC理事会でも、これが正式承認されました。五輪の延期は史上初で、詳細な開催日程は今後の協議で決めことになっています。  

 同じ日、某スポーツ紙の取材によると、タレントの志村けん(70歳)さんが新型コロナウイルス検査で陽性と診断され、東京都内の病院に入院していることがわかりました。志村さんは一時重症になったようですが、今は回復に向かっているとの情報もあります。  

 新型コロナウイルスは、世界中で感染拡大する人類共通の見えない敵です。誰が陽性になっても不思議ではない状況のなかで、芸能界の大御所がコロナ禍に見舞われたというわけです。  

 複数の関係者によると、志村さんは数日前から発熱など体調悪化を訴えたため都内の病院に入院しました。どの時点で保健所の検査を受けたかは定かではありませんが、3月23日の時点で新型コロナウイルスの陽性と判明したようです。その前後に一時、肺炎などで重症となり、周囲はあわただしい動きに包まれたといいます。  

 しかし、集中治療室で手厚い看護を受けた結果、周囲はこう説明しています。 「懸命な処置が効いたようで、志村さんは持ち直したと聞いています。ただ、若々しく見えます先月2月20日に70歳の古希を迎えたばかりで、さすがに心配です」  世代を超えて親しまれる喜劇王の容体が、ただただ心配されます。

  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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