量子コンピュータの計算能力は従来製品の15億倍
宇宙を構成する量子について解説する量子論の入門書には、「光には粒子としての性格と、波動としての性格があります」といったことが書かれている。 そんな量子理論を応用したコンピュータの開発に、ひとまず日本の企業がメドをつけたという。これを使った計算の性能は、従来の約15億倍にも達すると期待されている。実用化はまだ先になるとされているが、産業や金融、軍事の姿を一新するという期待や不安が交錯している。AIの分野への影響は大きく、開発に向けた世界的な攻防は〝国家の覇権〟さえも左右することになるだろう。
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