人類にとっての4つの災い

 今年は、国連創設から75年目に当たります。国連のグテレス事務総長は、年頭演説で世界の現状の危うさを〝4人の騎士〟を例に挙げて厳しく断じています。それは、世界の終末を描いている聖書の「黙示録」に登場する〝4つの災い〟の象徴だといいます。  

 それでグテレス事務総長が指摘する現代の〝4人の騎士〟は、「テロや核の脅威を含む地域同士の対立」「気候危機」「格差などで生まれる不信」「デジタル技術の悪用」とされています。  

 誰もがこれら〝4つの災い〟が地球全体の脅威になるとわかっていながら、全人類が団結して対抗できていません。しかも、〝4つの災い〟は人類がみずから生んだ脅威です。  

 もはや全人類を団結させるには、異星人の地球侵略しかないのかもしれません。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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