自由な仕事にはリスクがある

 最近、都市部で料理の宅配サービス「ウーバーイーツ」の配達員の姿をよく見かけるようになりました。緑色のバッグを背負い、自転車やバイクに乗っています。  

 こうした仕事は、自由な時間に働けると副業としても人気を集めています。ただ、〝バラ色の自由〟ではありません。  

 配達員が配達中、事故でケガを負っても労災はありません。ウーバー側は、「彼らは配達を請け負う事業主だ」という主張です。一方、配達員には従業員のような勤務時間の縛りがありません。  

 働き方が多様化するなかで、自由な仕事を選択すると同時に〝リスク〟も背負うということでしょう。

 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000