スピリチュアルは人生の支援者
現代人の考え方は科学的、論理的に証明、検証できないことは妄想、迷信と決めつける唯物主義的なものがメインになっています。しかし、科学は万能ではありません。たとえば、宇宙の果てがどうなっているかということさえわかっていません。
宇宙や地球、大自然のすべてを科学が論理的に説明できるかというと、そう簡単ではありません。科学的な解明が進むほど、実は肝心なことがほとんどわかっていないことに気づかされます。人を形づくる生命の設計図であるDNAにしても、肝心なことが何一つわかっていません。
それは、だれが、どういう意図でDNAの設計図を描いたのかということです。科学は、それを科学的、論理的に解明できていないのです。
そもそも地球上のすべての生命体が持っているDNAには、何か意図的なものが感じられます。意図的ということは、だれかの何らかの意思があるということです。
それは、だれの意思なのでしょうか?
そして、何のための意図なのでしょうか?
スピリチュアルの世界では、それを「人智を超えた意思」ととらえています。そこに気づくことができると、形あるものの背景には必ず「見えない意思による意図」が潜んでいることが何となく感覚的に理解できます。スピリチュアルの世界を理解しようとすることは、形あるものの背後に潜んでいる目に見えない存在を心と体、魂で感じ取ることでもあるのです。
人智を超えた意思の存在を感じなくても、ふつうに生きていけます。ただ、スピリチュアルな感覚で人知を超えた意思に気づくことができると、いろいろな可能性が見えてきます。
人は死んだらどうなるのでしょうか?
そのまま火葬されて灰になるだけなのでしょうか?
はたして死後の世界は存在するのでしょうか?
そこで人の霊は永遠に生き続けるのでしょうか?
科学は、そうした疑問に明確な答えを用意できていません。その領域を一手に引き受けているのが、スピリチュアルの世界なのです。世の中、科学的、論理的に説明できない霊の存在を怖がる人がいます。ただ、それを存在するかもしれないと考えるのがスピリチュアルです。
スピリチュアルは精神世界と呼ばれることもあり、人を科学では証明できない霊的な存在としてとらえています。魂の存在を認める精神世界は、目に見える世界だけを重視してきた近代文明や科学へのアンチテーゼです。
宗教が人の信仰で成り立っているのに対し、精神世界は人の秘められた霊性を重視することで成立しています。たとえば魂や霊にしても、それを生きていくために必要としている人にとって人生の支援者になってくれるのなら一概に怖い存在として切り捨てることもないでしょう。
スピリチュアルな感覚がある人は、たとえば霊が発しているメッセージを積極的に受け取って幸せになりたいと望んでいます。スピリチュアルの基本は、「人智を超えた意思」が発するメッセージを「受け取る」ということです。その送り手は、もちろん宇宙や大自然、神、霊などです。
0コメント