暖簾師に気をつける
さて、暖簾師――。
店の入り口に掛けられた暖簾に暖の字が入っているのは、もともと風よけに使われていたためだったからだといいます。暖簾が店の入り口に掛けられるようになったのは江戸期とみられ、やがて暖簾そのものが店にとっての信用、伝統、品格のシンボルとなっていきます。
その暖簾をめぐって、「暖簾師」なる隠語もあったといいます。大丈夫そうな品物を見せておいて、売るときは別の怪しげな商品にすり替える商売人のことを指しています。
暖簾師は、名前を変えて今の脈々と暗躍しています。
さて、暖簾師――。
店の入り口に掛けられた暖簾に暖の字が入っているのは、もともと風よけに使われていたためだったからだといいます。暖簾が店の入り口に掛けられるようになったのは江戸期とみられ、やがて暖簾そのものが店にとっての信用、伝統、品格のシンボルとなっていきます。
その暖簾をめぐって、「暖簾師」なる隠語もあったといいます。大丈夫そうな品物を見せておいて、売るときは別の怪しげな商品にすり替える商売人のことを指しています。
暖簾師は、名前を変えて今の脈々と暗躍しています。
八丁堀のオッサン
八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。
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