人生ではポジティブソリューションが欠かせない
さて、楽天的な幻想――。
フランスの詩人で駐日大使も務めたクローデルさんは、80歳を迎えたときこう書いています。
「目もだめ、耳もだめ、歯もだめ、足もだめ、呼吸もおぼつかない。 しかし、とどのつまり、それらなしでも満足に生きていけるというのは驚くべきことである」
あるアメリカの心理学者は、こう指摘しています。
「人は、いつも〝ありのままの自分〟を意識していると抑うつ状態になる」
人がうまく生きていくには、楽天的な幻想である「ポジティブ・イリュージョン」が欠かせないということでしょう。
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