世の中、NIMBYだらけである

 世の中、NIMBY(ニンビー)だらけです。NIMBYとは、「Not In My Back Yard」の略語です。

「必要性はわかるが、うちの近所には来ないで」といった矛盾した〝住民心理〟をあらわす言葉で、ごみ処理場や原発、軍事基地、火葬場、刑務所、福祉施設などNIMBYの対象は多岐に渡っています。  

 最近では保育園も子どもの声が騒音扱いされ、あちこちで疎まれています。受け皿が増えると女性の活躍が進み、社会全体に大きなプラス効果をもたらすのは自明の理ですが、わが家の近くだけはご免という気持ちになるから人というのは難しいものです。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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