訪日外国人が食べたい寿司ネタは「トロ」ではなく「和牛」

 2017年の訪日外国人(インバウンド)は2800万人を超え、消費額は4兆円を突破しました。訪日外国人の食欲も旺盛で、飲食への支出は今年1兆円規模にまで拡大する見通しです。  

 しかし、彼らが求める日本食は「自分流」で、日本人が考えるものとはちょっと違います。伝統的な日本食は魚料理が多いのですが、訪日外国人が求める〝日本食〟は「肉化」してきているといいます。  

 もちろん、寿司も例外ではありません。たとえば多くの訪日外国人でにぎわうJR東京駅の地下街で、和牛専門店の米沢牛黄木東京駅黒塀横丁店の看板で目を引くのは和牛をネタにした「ビーフスシ」です。  

 これが今、訪日外国人に人気だといいます  訪日外国人のお口に合う〝日本食〟を提供するには、ニーズに合わせた柔軟なアレンジも必要ということでしょう。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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