ブレイクするには芸名やペンネームは大事

 タレントや作家、アーティストなどでブレイクするためには、芸名やペンネームはとても大切なものです。たとえばイメージに合う芸名をつけ、大成している若手俳優も少なくありません。  

 俳優の竹内涼真さんは、「2017年下半期ブレイク俳優」第1位(オリコン調査)に選ばれています。本名は竹内崚ですが、芸名では名前の漢字を変え、一文字つけ足す味付けをしています。「涼」という漢字がいかにも涼しげで、爽やかな本人のイメージにピッタリです。  

 同じく俳優の福士蒼汰さんも、また芸名です。研音所属で、同じ事務所の先輩に松田翔太さんがいたので名前を変えたと言われています。  

 そして若手俳優の中で一、二を争う売れっ子である菅田将暉さんも、また芸名です。彼の本名は、菅生大将です。菅田さんの父親は、関西では有名な放送ジャーナリストの菅生新さんで、経営コンサルタントでもあります。  

 事務所は、大将という名前のイケメン俳優として売っていくには少々不向きな名前だとの考えがあったといいます。  

 確かに、芸名やペンネームというのは、印象を大いに左右する大事なものだということがよくわかります。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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