Gゼロの時代
米国の政治学者で、ユーラシアグループ社長でもあるイアン・ブレマー氏は、主要7カ国首脳会議(G7サミット)になぞらえて「世界がリーダー不在の『Gゼロ時代』に入った」と主張しています。
米国が保護主義的な行動で国際社会での役割を低下させている現状について、日米関係も悪化に向かうと予測しています。
「日本にとって、非常に悪い状況だ」
この「Gゼロ」へと向かう世界の潮流を加速させたのは、間違いなくトランプ大統領だと指摘しています。
そのトランプ大統領が「二国間の貿易協定」を求める姿勢を崩さず、日本からの輸入車への高関税措置もちらつかせていることに触れ、日米関係は「今後悪化する」と分析しています。
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