事件が起こるたびに発生するマスコミによる「冤罪事件」

 新潟市西区のJR越後線の線路で、近くに住む小学2年の大桃珠生さんの遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件――。  

 事件発生から1週間後、現場近くに住む会社員の小林遼容疑者(23)が死体遺棄容疑で逮捕されました。  

 ただ、事件現場にはマスコミ各社が押し寄せ、地域住民から批判を浴びています。全国紙の社会部記者によると、こんな「冤罪を生みかねない騒動」があったといいます。 


「マスコミが当初、重要参考人としてマークしていたのは小林容疑者ではありませんでした。実は、某週刊誌が執拗にビデオを回して張り付いていた同年代の男性だったのです。彼が勤務していた銀行には早朝からマスコミが押し寄せ、業務に支障が出る騒動になっています。結局、彼は無関係であることがわかりましたが、銀行側はマスコミの取材に激怒していました」  

 

 現場では、「冤罪を生みかねない騒動」が起こっていたのです。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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