日本の学校は世界の非常識

  最近では、小学校の運動会で一等賞とか二等賞とか順位をつけないところもあるといいます。理由は、人を差別してはいけないから。  

 たぶん、差別はいけないという考え方を正しいと決めつけた途端、そういう発想になったものと推察できます。  

 しかし、運動会で順位をつけることが差別になるとは思えません。  

 たとえば勉強の苦手な子どもが、走るのが早くて一等賞を取って自信をつけることのどこがいけないのかまったくわかりません。  

 逆に、走るのが遅い子どもがビリになって悔し涙を流すことも、その子どもの成長の糧になるはずです。  

 ともかく何かを正しいと決めつけた途端、多くのものが見えなくなってしまいます。  

 世の中、いろいろな価値観があってこそ多様性が生まれるのです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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