インスタ映えブームの背景を読む

 ネット上では、誰でもスポットライトを浴びることができます。  

 写真共有アプリ「インスタグラム」にまつわり、「インスタ映え」が2017年の新語・流行語大賞を受賞しています。  

 この「インスタ映え」人気は、認められたいと思う人が多いという証しです。つまり、インスタ映えは自己愛過剰社会の象徴なのです。  

 バブル時代、若い男性ならクルマ、女性ならブランドファッションにお金を使っていました。  しかし、今の若い人はお金に余裕がないのでインスタグラムでアピールするしかありません。  

 インスタ映えがトレンドなのは、こうした背景があるからでしょう。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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