ネット炎上の分類

  匿名のネット住民は、いとも簡単に不特定多数のネットユーザーに対して自分の片寄った情報を発信することが可能になっています。  

 これが特定の投稿に対して、誹謗中傷するコメントが殺到して炎上する状況を生んでいます。  

 フェイスブックに比べてツイッターのほうが炎上の発生件数が多いのは、ツイッターがフェイスブックよりオープンなためと考えられます。  

 ネットの炎上が今までの批判集中と違っているところは、以下のようなことが想定できます。


 ①潜在的に不平不満に苛まれているネットユーザーへ無料で迅速に情報を伝達する拡散力の違いがあること

 ②誰でも情報発信が可能で過激な行動も許容されていること

 ③批判が可視化されて追随的な参加者を生むやすいこと 

④サイバーカスケードが存在すること  


 大ざっぱに炎上を分類するなら批判集中型、議論過熱型、義憤型、逆ギレ型、イジメ型、不平不満型、嫉妬型、便乗型、悪乗り型、荒らし型、やらせ型、自作自演型、成りすまし型、頭が良いと思わせたい型などに分けられます。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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