雇用制度などの調査研究を行っているシンクタンク「企業活力研究所」は、「シニア人材の活用についての報告書」(12年)をまとめている。  

 そこには職場のシニア世代に対する若手・中堅世代(20~40代)の不満が赤裸々につづられている。 


「過去の栄光にこだわり、自分の若かった頃のやり方を通そうとする」(27歳女性)

「ワガママ過ぎてついていけない」(26歳女性) 

「シニア同士の連携が悪い」(39歳女性)  


 若手・中堅にとって、シニア人材の能力や意識の硬直化が大いにストレスになっているのだ。  

 近年、横暴なシニアの呆れ果てたゲスな実態が問題になっている。  人

 生経験が豊富で、いろいろな知識を持ち、みんなから敬われる存在だったシニア。ところが突然怒り出す、暴力を振るう、理不尽な要求をするなど迷惑なシニアが目立ってきたのだ。  

 こうした暴走するシニアは、社会の重荷だ。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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