不毛な議論に時間を費やす日本

  シリコンバレーには、何かに挑戦した結果としての失敗も「勲章」になる環境があります。  

 ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブス、マーク・ザッカーバーグなど天才的な起業家はイノベーションのエンジンとも呼ばれ、新たな業種を生み出したことで米国の経済成長の大きな牽引力になっています。  

 日本でも教育や仕事の現場で新しいことに挑戦する人を評価し、そうした人が失敗しても救う仕組みがないと世界中で進んでいる破壊的イノベーションにはとても対応できないでしょう。  

 それを用意できないで、いくらベンチャー精神やイノベーションについて議論をしても不毛なだけです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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