楽観主義者と悲観主義者の違い

 アイルランドの作家オスカー・ワイルドは、ドーナツを例に挙げて楽観主義者と悲観主義者の違いをこう述べています。


 「楽観主義者は、ドーナツを見る。悲観主義者は、その穴を見る」  


 前述したドーナツの例では、それをどの視点から見ようとするかによって楽観主義者と悲観主義者の違いが生じてきます。  

 楽観主義者はドーナツを食べようとするとき、輪っかの部分に着目して「まだ食べるところがある」と楽観的に考えます。

 逆に、悲観主義者は穴の部分に着目して「もう食べるところがない」と悲観的にとらえるのです。   

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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