ステルスマーケティングに気をつけろ

  ステルスマーケティングは、消費者にPRと気づかれないように商品やサービスの宣伝行為をすることです。  

 通称「ステマ」が今、日本でも問題視されています。  

 たとえばタレントのブログに、「最近使い出した〇〇という化粧品、とっても肌にいいよ~」と書き込まれたとします。  

 ふつうに読むと、タレントが愛用している化粧品を紹介しているだけのようにも思えます。だが、そのタレントが化粧品会社から報酬を得てその化粧品の宣伝をしていることだってあるのです。  

 ステマ商法は、消費者保護の観点からイギリスではすでに違法とされています。  

 しかし、日本ではその規制が進んでいません、ただ、消費者庁は11年に発表したガイドラインで「実際の物よりも明らかに優良であると誤認させるような口コミは、不当表示として問題となる」としています。  

 ところが、それが横行しているというのが実態です。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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