痴漢の犯人は大卒が多い

  痴漢で捕まる人の多くは大卒の既婚者で、電車通勤中のサラリーマンです。いわゆる日本人男性の稼働年齢のなかで一番多い層なのです。  

 性犯罪者というと、まるで変質者かモンスターのような、いわゆる筋肉質で目つきが鋭く、鼻息が荒い男性をイメージする方が多いです。  

 しかし、強姦致傷のような重大な裁判員裁判でも、日常的に道ですれ違うような、この人は絶対にやらなそうな人が加害者として現れます。  

 家では家庭的でイクメンのよき夫、仕事もできて優しいよき父、全く手がかからなかったよき息子といった人が実際に痴漢行為に及んでいるケースが圧倒的な割合を占めています。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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