マイケル・ジョーダンもジョコビッチもマインドフルネス瞑想
マインドフルネスは日ごろ考えごとで一杯になっている頭の中を片づけ、新しいことを考えたり行動に移したりする心の整理術。それを通勤や通学、家事などで習慣化すると、一日に10分程度でも効果があるとされています。
NBA(北米男子バスケットボールリーグ)で「バスケの神様」と呼ばれていたマイケル・ジョーダン選手も、それを現役時代に取り入れていたことが知られています。
男子プロテニスのノバク・ジョコビッチ選手は、世界ランキングで14年7月から16年11月まで1位を維持。自著『ジョコビッチの生まれ変わる食事~あなたの人生を激変させる14日間のプログラム』(三五館)で、ヨガとマインドフルネスをトレーニングに取り入れていることを明かしています。
「かつての私は、フェデラーやアンディ・マレーとは決して同格ではないことをよくわかっていた。今でもサーブを失敗したり、バックハンドをしくじったりしたときに自己疑念にかられることはある。だが、一方で対処法もわかっている。ネガティブな考えが浮かぶことをそのまま認めて、そのままやり過ごし、今の瞬間に集中するのだ。あのマインドフルネスが、痛みや負の感情と向き合うのにとても役立っている。このおかげで私は本当に大切なものに集中できている。そして脳内でそんなネガティブな声の音量を下げることができている」
目の前の勝負に勝つには、何よりもまず今の瞬間に意識を集中することが大事だということです。
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