ドッグイヤーを認識せよ

 「ドッグイヤー」――。  

 ちょっと前、生きるスピードを言い表す「ドッグイヤー」という言葉が流行りました。それは、昔と比べて物事が急激に変化していくという意味です。  

 生物学的に、人の1年は犬の7年に相当するとも言われています。  

 まさに「ドッグイヤー」と呼ばれる時代状況を迎えた今、消費者の好みや産業の技術、幅広い流通形態も急激に変化しています。  

 企業経営を取り巻く環境が激変していくなかで、企業も変わらなければ生き残っていけません。  皮肉な表現ですが、こういう言い方もあります。 

「将来の成功を妨げる最大の敵は、過去の成功体験である」  

 それは個人も例外ではなく、ウカウカしていると激変する流れに取り残される恐れがあるということです。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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