レディ・ガガの憂い

 不安に満ちたネット社会――。

  歌手のレディ・ガガは昨年10月、米国音楽誌「ビルボード」で、うつ病や不安と闘っていることを告白。ネットを利用する若者が「孤立がち」になっているネット社会をこう懸念しています。

「若者はネットで、憎悪に満ちたたくさんの言葉を読んでいる。ネットは、トイレそのもの。かつて素晴らしい情報源だったけれど、今はいいものを探すのに苦労しなくてはならない」

 さらに、こうも語っています。

「私は、うつ病や不安に苦しんできた。今でも毎日、苦しんでいる。ただ、若者に人として感じるそうした深い苦しみは、ふつうのことなんだと知らせたい。私たちは、そういう風に生まれついている。みんなが皮相的で、つながりがないのは、現代社会の問題かも?これは、やはり人間的じゃない」

  ただ、ネット社会は今さら後戻りできません。

  だれもが、うまく折り合いをつけて生きていくしかないのです。   

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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