正解のない世界を生きていくための教育が必要

 破壊的イノベーションが進展する時代に、求められているのは正解のない世界を生き抜いていくための教育です。

 たとえばシリコンバレーでは、スタンフォード大学など高等教育機関が事業イノベーションにおいても重要な役割を担っています。

 学校教育にしても児童や生徒、学生に一律の能力を求めずに、それぞれの個性をいかに伸ばしていくかというところに焦点が当てられているといいます。

 そこでは既存の正解を求めさせるのではなく、自分で考えた興味のあることに徹底的に取り組ませています。 

 なかには、デザイン思考を中心としたスクールも用意。そこでは自由なアイデアと考えを基にして、いかに仲間とのコラボレーションによって創造性を高めていくかといったことを学んでいくといいます。

 まさに正解のない世界で、画一化されない答えを自分で導き出していくという教育が実施されているのです。

 やはり、子どものころから生き抜くための心の体幹を鍛えているというわけ。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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