成功に近道はない

 アスリートは、心に響く言葉をつぶやいています。

 サッカーブラジル代表のネイマール選手(スペイン、バルセロナ)は、日ごろの心の持ち様が上達を左右すると言っています。

「上達に近道はない。練習の積み重ねに尽きると思う。その点、僕は練習が大好きで良かったよ」

「幸せなときは物事は自然に上手くいくんだ。逆に悲しいときは物事は決してうまく行かないからね」

 サッカー元日本代表の三浦知良選手は高校時代、ブラジル留学を99%無理だと言った担任に向かって、こう言いました。

「1% あるんですね?じゃあその1% を信じます」

「どんなときでも『人生これでいい』なんて考えちゃいけない。そう思った瞬間に進歩が止まり、後輩たちに抜かれ、置いていかれる」

「失敗して、考え悩むこともあるだろうけど、立ち止まっていてはいけない。一気に100メートルも進まなくていい。1センチでもいいから前に進もう」

 決して諦めない気持ちを持ち続けているのです。

 サッカーのスウェーデン代表イブラヒモビッチ選手は、常に自分を信じています。

「他の人と違っていいんだ。自分を信じ続けるといい。 世の中いろいろあるけれど、俺だって何とかなったぜ」

 女子プロテニス選手で、ウィンブルドン史上最多優勝記録保持者のマルチナ・ナブラチロワ選手は、勝負に徹していました。

「『勝ち負けは重要でない』と言った人は、おそらく皆負けている」

 陸上短距離で「人類最速の男」と呼ばれているウサイン・ボルト選手は、走ることを楽しんでいるといいます。

「楽しむことができれば、良い結果を出したいと思うようになる。僕は走ることが楽しいから練習もするし、モチベーションを保てる。もし好きなことでなければ頑張る気になれないかもしれない。」

 何かを成し遂げた人は、自分を信じて日々、鍛錬しているのです。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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