ミッキー・マウスの言葉

 世界的に有名なミッキー・マウスの生みの親ウォルト・ディズニーは、こう言っています。

 「現状維持では後退するばかりである」

  安定志向の企業や人にとって、何かと耳の痛い言葉です。

  その点、シリコンバレーは事業イノベーションの世界的な発信基地ともなっています。

 シリコンバレーでは、企業の枠組みを大きく超えて事業イノベーションのシステムが効果的に機能。結果的にシリコンバレー全体にダイナミズムが満ちあふれ、世界規模の新しい事業が次々と誕生して多くの雇用を生み出しています。 

 そうした活気があるのは、事業イノベーションのシステムが当たり前のように活かされているといった背景があるからです。

 たとえば事業イノベーションのチームにしても、日本企業のチーム編成のやり方とは大きく異なっています。そこでのチーム作りは事業イノベーションのイメージやアイデア、意見、実績などがあるビジョナリーが中心となって編成されています。そして、優れたビジョナリーが積極的に関係者をインスパイアーしていくのです。

  ビジョナリーとは、先見の明がある人のこと。インスパイアーとは、活力となるような思想や感情などを人の心に吹き込むこと。 

 英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」は9月21日、今年の「世界大学ランキング」を発表しました。

  東大は昨年の43位から39位に順位を上げたもののアジアでは4位となり、昨年に続きアジア首位を逃しています。

  THEは、日本の競争力低下に懸念を示しています。

  日本の競争力の低下が心配されます。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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