恋愛経験が少ない人にありがちなこと

 自分とは違う相手に「完璧」を期待しても、そうした人物なんてどこを探してもいません。

 なぜなら、パッと見た目には相手が求めていた「理想像」だったとしても、いろいろ欠点があるからです。

  たとえば経済力がともなっていないイケメンは、交際相手の女性に平気で嘘をつくところがあります。  

 嘘をつかれた女性の気持ちは、こんな感じでしょうか? 

 あなたの嘘など聞き飽きた、平気で流せる涙も見飽きた、実現しそうもない夢など聞き飽きた――。 

 世の中、そうしたイケメンは意外と少なくありません。

  恋愛経験が少ない人は、ややもすると相手のことを自分に都合がいいように偏って評価しがちです。相手に対する一方的な期待から、何の根拠もなくそう「値踏み」してしまうのです。

 しかも、自分を冷静に見つめて客観視することができません。そして、恋愛相手の理想像を高く設定する傾向があります。そうした心模様になるのは、容貌や容姿を含めた「恋愛」に関することに劣等感や嫉妬心があるからです。

  結果的に、だれとも交際できない、できたとしてもすぐに別れてしまう人も少なくありません。なぜなら、相手があなたと同じように考えているとはかぎらないからです。むしろ、違った考えを持っているケースが大半です。

  そうした相手に過度の期待を抱いている人にかぎって、恋愛下手な理由が自分の至らなさにあることを認めたがりません。

  ただ、なかなか出会えない理想の恋愛相手を求めてムダに年を重ねていくのはもったいないというものです。

  恋愛のチャンスを逃がさないためには、日ごろから心身ともに磨いておくことが欠かせません。  心身を磨いていくには、そうした人間関係の基本的なことに早く気づく必要があるのです。

  あなたは、チャンスにめぐり合えないことを嘆いてばかりではありませんか?

  ただ、自分を変えようとする意思がないかぎり、ハッキリ言って恋愛事情は何も変わらないということです。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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