レディー・ガガの心配

 アーティストのレディー・ガガは米国音楽誌『ビルボード』(15年10月24日号)で、今でもうつ病や不安と自分自身が闘っていることを明かしています。

  そして、ネットを利用する若者が「孤立」しがちになっているネット社会の状況をこう懸念しています。 

「若者はネットで、憎悪に満ちたたくさんの言葉を読んでいます。ただ、ネットはトイレそのもの。かつては素晴らしい情報源だったけれども、今はいいものを探すのに苦労しなくてはなりません」   さらに、こうも語っています。

 「私は、うつ病や不安に苦しんできました。今でも毎日、苦しんでいます。ただ、若者に人として感じるそうした深い苦しみは、ふつうのことなのだと知らせたいのです。私たちは、そういう風に生まれついています。

  みんなが皮相的で、繋がりがないのは現代社会の問題かも?これは、やはり人間的じゃありません」 

 ただ、破壊的イノベーションを起こしたネット社会は今さら後戻りできません。

  だから、だれもがもはや一般的になっているネット社会とうまく折り合いをつけて生きていくしかないのです。 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000