サンドマンとサンタクロース
英語の言い回しに、子どもが眠たそうにしていると「ほら、サンドマン(砂男)がやってきたようね」とからかうものがあります。
サンドマンとは、眠りの精のことです。子どもの目に眠りの砂をかけ、それで眠たくさせるのです。
もとは欧州の話で、ドイツ語ではザントマンといいます。
今は目に見えない小人とされていますが、古くは砂袋を背負った老人の姿だったそうです。
その老人は、不気味な妖怪だったといいます。
ドイツの親は、なかなか寝ない子どもに「ザントマンが目玉を取りにくる」と脅して寝つかせていたのです。
人を眠らせる砂かけ男も怖いですが、コロナ禍の今年、サンタクロースが子どもにプレゼントを配って回ることが望まれています。
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