1日2時間の睡眠でも〝普通の生活〟とは仰天


 1999年に開設されたインターネット上の電子掲示板「2ちゃんねる」の元管理人で、実業家のひろゆき(西村博之)さんが10月28日、ツイッターを更新し、2019年10月に神戸市で発生した幼稚園教諭の女性による祖母殺害事件について自身の思いをつづっています。

 まず、事件の概略を紹介しています。

「女性は、幼稚園教諭として働いて、家では祖母の世話をして1~2時間おきにトイレ、深夜の散歩など、1日2時間ほどしか眠れなかった。5カ月後、女性は祖母を殺す。検察側は『冷静な行動』と完全責任能力を指摘」

 この事件で、女性は今年9月、神戸地裁で懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡されています。

 ひろゆきさんは「5か月、2時間睡眠でも検察からは?普通の生活?と見做される」と指摘し、さらに「高齢者介護は出来ない事が増え、負担が大きくなって、未来が明るくなることはほぼ無い。希望が無いと人は壊れやすいのですよ」としています。

 確かに、「1日2時間の睡眠でも〝普通の生活〟と見做される」と高齢者介護なんてやってられないといった思いにもなるでしょう。

 高齢者介護には、様々な問題が含まれています。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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