不幸な死に方には2つの要因がある

 あるホスピス医師は、「不幸な死に方には大きく2つの要因がある」と指摘します。  

 一つは、医療が原因で身体的に苦しむ死に方です。治療のやり過ぎで酷い副作用や後遺症があったり、痛みの緩和が十分にできずに辛い思いをしたりします。  

 もう一つは、精神的に苦しむ死に方です。最期まで死を受け入れられなかったり、人生に後悔することがあったり、家族とのトラブルで悲惨な最期を迎えてしまうこともあるのです。  

 実際、何らかの「後悔」の気持ちを抱えながら亡くなってゆく人は少なくありません。精神的な苦痛を伴う死は、家族の思いと患者本人の思いのすれ違いで起こることも多いといいます。

  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

0コメント

  • 1000 / 1000