誰でも〝うつ病〟になる恐れがある

 日本テレビの花形ニュースキャスターだった丸岡いずみ氏の著書『仕事休んでうつ地獄に行ってきた』(主婦と生活社)を読むと、だれもが人生の真っ只中で突如として地獄に突き落とされることがわかります。 

 丸岡氏は、うつ病を発症して病院で薬を処方されます。ただ、働きながら自分で治せると考えて薬を飲まずに放置していたところ、うつ病をこじらせてしまいます。  

 そこで担当していたテレビ番組を降板し、実家に戻って療養に専念しています。実家では自室にこもり、自殺まで考えたといいます。   

 最終的に病院に入院して強制的に薬を飲まされることで症状が快方に向かい、社会復帰への第一歩を踏み出せたのです。  

 丸岡氏は、テレビ画面で見るかぎり明るく元気で仕事もハキハキとこなすというイメージ。そんな人でも、うつ病になる可能性があるということです。 

 

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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