読むと毒になる本

  自己啓発本は成功哲学やライフプランなどを説き、マニュアル本は接客術やダイエット術などを指南しています。こうした本は、どれも役に立ちそうで愛読している人も少なくないでしょう。ネット時代になり、同様のものがさまざまなサイトでアップされ、あふれ返っています。  

 ただ、そんな本をいくら読んでも、あなたの心が乱れているとそれをうまく活かすことができないはずです。たとえば会話術のマニュアル本を読んでも、劣等感や嫉妬心にとらわれていると書かれているスキルやノウハウをうまく活用することができないでしょう。

 むしろ、それに取り組んだとしても期待したような成果が出ないので購入した本に対して不平不満や怒りが募ってくるかもしれません。  

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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