嫌煙権も一種の集団ヒステリー
さて、たばこ――。
1957年、日本専売公社(現日本たばこ産業)がつくったヒットポスターには、こう謡われていました。
「今日も元気だ たばこがうまい!」
昭和の時代、片耳にたばこを挟んだ人をときどき見かけました。昭和のそのころ、専売公社は「たばこは動くアクセサリー」という言葉も流行らせています。そうした雰囲気を社会も受け入れ、いつでもどこでもプカプカやっていた時代でした。
しかし、深刻な健康被害が浮かび上がり、受動喫煙の影響もしだいに明らかになって世界の風向きは変わりました。今や、喫煙者受難の時代となっています。
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