株式投資の際、一緒に「予祝」も実践する

 お花見は、未来を先に祝ってしまう日本独特の「引き寄せ」の法則といった捉え方もあります。   ふつう未来の姿を先に喜び、祝ってしまうことで現実を引き寄せることを「予祝(よしゅく)」と言います。

 予祝は、平凡社の『世界大百科事典』にはこう説明されています。 

「豊作や多産を祈って、一年間の農作業や秋の豊作を模擬実演する呪術行事。農耕儀礼の一つとして〈予祝行事〉が行われることが多い。あらかじめ期待する結果を模擬的に表現すると、そのとおりの結果が得られるという。俗信にもとづいて行われる。小正月に集中的に行われ,農耕開始の儀礼ともなっている。一種の占いを伴うこともある」  

 つまり、お花見とは秋の豊作を先に祝って、みんなで祝杯をあげる「予祝」という引き寄せの儀式だったのです。  

 株式投資も同様に、この「予祝の姿勢」が大事ではないでしょうか。  

 日本人の多くは今、お花見でこの予祝の効果を忘れてしまっています。しかし、これに気づいた人は、奇跡と呼べるような引き寄せをしているといった話も聞こえてきます。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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