ブラザーフッドに飢えた若者は騙されやすい

 いつの時代も、若者は自分探しの「青い鳥」を追い求めています。しかし、自分探しにのめり込み過ぎて思想的に感化されると極端に走りやすい危険性があります。  

 ネット時代の今、若者はネットの掲示板やSNSなどを介した「非接触型コミュニケーション」に浸りきっているところがあります。 同時に、濃厚な「ブラザーフッド(同朋結束)」に飢えている傾向が見られます。  

 こうした背景があり、若者を「悪意のある情報」で操作しようとする者にとっては、ネットの匿名性や拡散の簡易性は極めて都合がいいのです。

八丁堀のオッサン

八丁堀に住む、ふつうのオッサン。早稲田大学政治経済学部中退。貿易商社勤務のあと雑誌編集者、『月刊文芸春秋』、『週刊ポスト』記者を経て、現在jジャーナリストとして文字媒体を中心に活動。いろいろな面で同調圧力 にとらわれ、なにかと〝かぶく〟ことが少なくなっているニッポンの風潮が心配。

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